はじめての焚き火!

いよいよ焚き火実践編です!

先月にブログを開設しまして、2週間の時間が経ちました。焚き火のブログなのに焚き火を実際にやった動画などをご紹介できていませんでしたが、先日ようやく自宅の庭で焚き火を行いました。今回はその様子をまとめてみました。

焚き火をするための最低限の装備である焚き火台、薪、焚きつけなどを用意して、自宅の庭で実践してみました。節度を守れば自宅の庭で実施しても問題ないことは、先のブログでご紹介したとおりです(https://takibi-blog.com/2020/12/03/takibi-blog-9-2/)

私の目的は、キャンプ場で焚き火をすることですが、事前準備もなしにいきなりキャンプ場に行き、ぶっつけ本番で焚き火をすることは、スリルがあって楽しいとは思いますが、家族も一緒に行く手前、焚き火ができなかったということになれば、悲しい思い出となってしまうこと必須であるため、予行練習を兼ねて、自宅の庭で実施した次第です。これまで2回にわたり薪割りを実施してのもその準備の一環です。

記念すべき初着火!(火入れの儀)

焚き火をするために焚きつけの準備など行ったのは、前回のブログでご紹介したとおりです。私の焚き火の教科書などを参考に組んでみました(https://takibi-blog.com/2020/11/26/takibi-blog-6/)。

焚き火にも順序があり、薪にいきなり火をつけても燃えないため、焚きつけなどを燃やして、順序よく火を大きく成長させてながら、徐々に太い薪を投入して、火を安定させていきます。バーベキューの炭などは、着火に失敗してもバーナーなどで半ば強引に着火させることもできますが、太い薪は、そういうわけにもいきません。火は小さい状態から徐々に育てていき大きくします。この過程が焚き火の醍醐味、面白さなんだろうと、実際にやってみて実感しました。

やっぱり失敗した

焚き火を成功させるべく、入念に準備をしてきたところではありますが、実際に火をつけてみるとやっぱりうまくいきませんでした。後から考えれば、ちょっと焚きつけを密集させてしまい、空気のとおり道を確保できていなかったなぁ、と反省しました。

投稿用の録画していることもあり、初心者のくせに撮れ高を意識してしまい火を付けるべきところにつけられていなかったこと、事前学習していたから大丈夫だろうという根拠のない自身もあったこと、なんとかなるだろうという甘い考えを持っていたことなどがあったのですが。。。

実際に火をつけてみたら、最初こそ火の勢いがよく、おぉ!、これはうまくいったのではないか、と思ってしまうほどでした。ところが、火の勢いはそんな思いとは裏腹にドンドン小さくなって、しまいには煙がわずかに立つだけ。。。あの勢いは、ススキが燃えただけだったんですね。。。。

人は失敗から学び成長する

案の定やっぱり失敗しちゃいました。冷静になって考えてみれば、焚きつけを組んだものの、その焚きつけが密になり空気のとおり道を確保できていませんでした。それに加えて、火が育つ前からそこそこの大きさの針葉樹を配置していました。燃えやすい針葉樹とはいえ、焚きつけの段階でそこそこ大きめの薪を配置してしまったことが原因と考えられます。そこで、火付けを立て直すべく、少し薪を間引き、気持ち空気のとおりも意識し、再度着火し直しました。

そうするとどうでしょう。火は見る見る勢いを得て大きな炎となりました。それなりに火も大きくなってきたので、火を安定させるべく改めて針葉樹の薪を投入し、火力の安定を図りました。

理屈からすれば当たり前のことなんでしょうが、実際に経験してみないとわからないところはありますね。今後のことを思えば、最初に失敗しておいて良かったと私は思っています。

無事に火がつき火の安定化に成功!

針葉樹にも火がつき、火力も成長してきたので、広葉樹の薪を投入し、火を安定させます。広葉樹は、燃えにくですが、火がつくと長期間安定した火力となります。ある程度火力が安定してくると太めの広葉樹を焚べても消えることもありません。

広葉樹の薪は、キューっと音を出しながら周りから燃えていき、その音が弱まった頃になると太い薪がだんだん黒くなって行きます。薪が燃える際に、シューっという音やキューっといった音がするなんてはじめて知りました。パチパチ音を出して燃えるものだと思っていたからです。

この太い薪が黒くなり火の勢いも安定してくると、いわゆる熾火(おきび)になります。火付けから熾火の状態になるまでで大体20分から25分程度要しました。これも意外でした。安定した火力を確保するにはそれなりの時間を要するのですね。これもキャンプに行く前に体験出来て良かったことです。逆算して準備することが出来ます。熾火の状態になれば、火力も安定するので料理もしやすくなります。

今回は、焚き火の初心者が、火付けに失敗するところも含めて、焚き火が安定した熾火になるまでをノーカットで記録した物です。失敗したところもあえてそのまま載せているのは、私のような初心者向けに、こうすれば失敗するという失敗事例と、こうしたらうまくいったという成功事例の、ビフォー&アフターを含めてご覧いただいた方が有益だと考えたからです。

ぜひ、初心者によるはじめての焚き火をご覧ください。

初心者こそ必見だと思います。

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